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フィンランドからこんにちは、略して「フィんにちは」ブログ

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留学、最初の半年は辛いっす。フィンランドのAMKで勉強はじめました。

受けてみたフィンランドの教育

久々の更新です!
以前、こちらのエントリーでも書いたように、フィンランドで医療系の職業専門教育中心の高等教育学校*に通いはじめ、超絶忙しくしていました。

文系な私が理系へ…「ま、見てみましょう」 : とっさのフィンランド語【17】

更新しない間にメール、コメントくださった方、ありがとうございます。
お返事できないですみません。

さて、今回は私の半年間のスクールライフについて書こうと思います!

*職業専門教育中心の高等教育学校:
フィンランドではammattikorkeakoulu(略してAMK)と言います。
英語ではUniversity of applied sciences(polytechnic)、ポリテクニック、工科大学とも訳されます。

留学は思った以上に大変だった!

私は現地に住んで学校に通っているので、「留学」という言葉を使っていいか曖昧なところですが、便宜上この言葉を使わせてもらいます。

で、はい。
留学は思った以上に大変でした!
いや、現在進行で大変です!

私のいる学校は生徒も先生も9割フィンランド人で、授業もほとんどフィンランド語で行われます。
資料ももちろんフィンランド語です(時々英語)。

私は移民向けの学校で約2年ほどフィンランド語を勉強していて、そこではまあまあ優秀な方だったのですが、学校が始まって半年ですが授業についていけない日々を送っております!

というのも初日のオリエンテーションで早速パニックに陥いりました。
配られた資料が読めない、先生の言っていることが解らない、クラスメイトの会話についていけない…。

「なにが起きているの!?
私はなにをしなくちゃいけないの!?
誰か日本語で教えて(泣)!!」

という感じでした。

たった数時間のオリエンテーションで「もう学校行きたくない」と思いました。
情けないですねぇ。

まあこんな状態ですから、授業がわかるはずもありません。
授業開始と同時に音楽と化すフィンランド語。

「解らないところが解らない」
「そもそも、この授業のテーマが解らない」
「なぜこんな私が学校にいるのか解らない」

授業中はそんな疑問が頭の中をぐるぐる。
ま~わる~、ま~わ~る~よ、疑問はまわる~。

家で資料を読んで内容を理解しようとしますが、ストレスが貯まる貯まる!
フィンランド語が難しすぎて、「もう学校辞める!辞めさせてください」とタピオさんにすがりついて何度泣いたことか…。

最初の半年は…

そんなゲッソリした学校生活がはじまって1ヶ月ほど経った頃、以前いた移民向けフィンランド語学校の先生に会う機会がありました。
「学校はどう?慣れた?」
と聞いてくれたので、授業がわからなすぎてフィンランド語学校に戻りたい、と言ったら、
「バカなこと言わないの。
最初の半年は大変だけど、だんだん解るようになるんだから!」

と言ってくれました。

私はこの「半年」という言葉が妙に頭に残りました。
そう、人間って具体的な期間を言われると結構がんばれるものなんです。
半年という言葉をきっかけに、このように考えるようになりました。

「外国人学生にとって最初の半年は誰でも大変。
なら成績は気にしない。
半年間は授業を落としてもいいことにする。
その代わり解らないなりにジタバタしてみる期間にしよう。
それでも無理って思ったら学校、辞めちゃおーっと。

ということで、私の「落第してもいいや」という開き直り & ジタバタ勉強ライフが始まりました。

まず「落第してもいいや」なので、無理を辞めました。
眠い時は寝る。
サボる時はサボる。
ジタバタ勉強の方は、例えば単語帳を作ってみたり、資料をすべて日本語に翻訳したり、逆に日本語に訳すのを止めてみたり、内容を図や絵にしてみたり、ドラゴン桜を読んでみたり(笑)…。
ひたすらいろんな勉強法を試すことにしました。

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そして最初のテストがやってきました。

教科は物理と実験技術という2教科。
物理は高校の時にもっとも苦手とした教科、実験技術ははじめて学ぶ内容で右も左もわからないレベルでした。

さあ、開き直りジタバタ勉強、結果はいかに!と挑んだところ…

あら?
あららら?

テストの結果は物理4と実験技術5、つまり「素晴らしい」と「とても素晴らしい」でした!
(5段階評価で、5が最高、0が追試です。)

あんなに授業が判らなかったのに、ほぼ最高の評価でした。
これにはビックリ!
開き直りジタバタ勉強法、まさかの大成功!

わからない時は、いろんな方向からつついてみよう

といいつつ、その後に受けた化学のテストは1、つまり落第ギリギリだったんですが(笑)。
ジタバタした分かったことは、人間って全く訳が解らないものでも、外国語でも、いろんな方法、いろんな方向からアプローチすればだんだん理解できるようになる、ということです。

例えば、先生があなたに得体の知れないテーマを渡し、「これを理解しなさい」、と言われたとします。
さて、どうするか。

・本を読んでみる
・人に聞いてみる
・ネットで検索してみる
・動画を見ている

などなど、いろんなアプローチの仕方があるはずです。
にっちもさっちも行かない留学生なら全部やってみるべきです。
つまり、本を読み、人に聞き、ネットで検索し、ビデオを見ます。
そして徐々に自分に合ったアプローチ方法を絞っていきます。

与えられたテーマをいろんな方向、方法でつついてみると、頭の中でパズルのピースが繋がっていき、理解できる瞬間が訪れるはずです。
時に全速力で、時にチンタラしながらもスッポンのごとく食らいついていくことが大切なようです。

自分に合ったやり方を探す、それが留学生の最初の半年なのかもしれません。
母国語で勉強していたころのようにはできない、という事実を受け止め、新しい方法を探す。

留学の最初の辛い半年は、「通過儀礼」なのですね。

まぁできれば、そういう面倒くさいのは避けたいんですけども
耐えるのよ!鳩子!


最初にも書きましたが、ちょうど学校が始まって半年ぐらいなんですが、今でも結構大変です。
先週の実習では最初から最後までなにについて勉強しているのか解らなかったです(とほほ)。
でも前ほどパニックにはなっていないのは、確実に成長しているってことだと思うことにしています
でも、本当に勉強は少しずつ楽になってきていますよ。

なにが言いたいかと言うと、最初の半年で絶対に諦めないで!ってことです。
世界中の留学生よ、がんばれー!

ではまた!

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